クラシルレシピでゆずジャム(柚子茶)を作ってみたよ
自家製のゆずをたくさんいただいたので、ちょっと本格的なゆずジャム作りに挑戦。とってもおいしいジャムが出来上がりました。
少々手間がかかりますが、「これだったら何度でも作りたい!!」と思える味わいです。
パンやヨーグルトに添えてもいいし、お湯割りにして柚子茶として飲むのもおすすめです。
小さなゆずを数多くだったので半日仕事になりましたが、大きめのゆずで2個~4個くらいなら、もっと気軽に作れると思います。
こちらのkurashiruさんのレシピを参考に作りました。動画の解説がとっても分かりやすいです。
ゆずがたくさん手に入る方など、大量消費にもどうぞ。
材料
- ゆず(小さいもの)25~26個(約1kg)
- 砂糖(グラニュー糖) 300g
- 水 200cc
普段はきび砂糖などの黒っぽいお砂糖を使っていますが、ゆずの鮮やかな色を生かしたいので今回はグラニュー糖にしました。上白糖でもOKです。
- ゆず 4個(500g)
- 砂糖 150g
- 水 100cc
作り方
※今回自分で作った方法です。量はクラシルのレシピのほぼ倍量です。
① ゆずはよく洗ってピーラーで皮をむき、せん切りにする。
小さくてかなり熟したやわらかいゆずでしたので、ピーラーを使いました。
薄くむけるので白いワタの部分はほとんどついてきません。
② ゆずの身を半分に切り、果汁を絞る。果汁と種を分け、種は40粒程度をお茶パックに入れる。
ちなみに絞った果汁は約200cc、皮の重量は約130gありました。
このあと果汁は目の粗いザルで濾して、混ざった種を取り除いています。ザルの目を通ったうんと小さい種はそのまま入れちゃいました。
③ 鍋にたっぷりの水(分量外)と①のゆずの皮を入れ、中火にかけてゆでこぼす。それを3回繰り返し、水気を切る。
これを3回(!)繰り返します。これでかなり苦みが抜けます。
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④ 鍋に②の果汁と③のゆずの皮、水200㏄を入れて強火で熱する。沸騰したら中火にし、焦げ付かないようにときどき木べらで混ぜながら煮詰める。
白いアク(?)のようなものがブクブクしてきますが、3回もゆでこぼしをしているので、そのまま取らずに煮続けました。
⑤15~20分ほど煮て、とろっとしてきたら種を取り出して完成。
冷めると固くなるので「まだゆるいなー」というくらいで終了です。
20分ではまだかなりゆるゆるだったので、25分ほど煮ました
普段はここまでやらないのですが、瓶も煮沸消毒しました。
一週間くらいで食べ切る量であれば、ここまで必要ありません。
瓶の煮沸消毒:鍋に瓶とフタを入れてかぶるくらいの注ぎ火にかける。ゆっくり加熱し、沸騰したらフツフツする程度の火加減でしばらく加熱し、取り出して自然乾燥させる。
参考⇒クックパッド保存瓶などの煮沸消毒の仕方
ポイント
[jin_icon_check_circle]アルミの鍋は酸に弱いのでNG。
[jin_icon_check_circle]冷めると固まってくるので、かなりゆるい段階で火を止める。
[jin_icon_check_circle]ゆずの種にはとろみ成分が含まれているので、一緒に煮ることでジャムにとろみが出る。
[jin_icon_check_circle]ゆずの白いワタには苦みがあるので取り除く(好みで適度に入れるのもアリ)。
[jin_icon_check_circle]長期保存するなら瓶は煮沸消毒などで消毒する。
あとがき
せっかくたくさんのゆずをいただいたので、無駄にしたくないという思いで勢いで作りました。
ちょっと煮すぎたかもしれませんが、とても濃厚で雑味の少ないフレッシュなおいしいジャムになりました。3回も(!)皮のゆでこぼしを繰り返したおかげが、苦みやえぐみがほとんど気になりません。
ゆずの白いところ
皮と果汁と種を取り除いたゆずの白い部分。
洗濯ネットやお茶パックなどに入れてお風呂で『柚子湯』にしてはいかがでしょう?
わたしは残念ながら皮膚がチクチクしてしまうのでダメなのですが・・・。
ゆずの種のこと
ゆずの種を煮込むことでジャムにとろみをつけるというのは今回初めて知りました。
本当にとろみがつきますね。
ゆずの種を日本酒や焼酎に浸けることでハンドクリーム(正確にはローションかな)や化粧水になるというのは聞いていて、やってみたことがあります。
ほんとにとろとろのしっとりローションができるのです(今回は作りませんでしたが・・・)。
ゆずの産地では日常的に家庭でゆず化粧水を作られたりもするそうですよ。
レシピを見つけたので、興味のあるかたは参考にしてみてください。
『しまんトロッコガイド☆地元のおばちゃんブログ』より
https://nabanablog.com/zunda-an-de-siratamadango/