【動画あり】ヨーグルトメーカーで簡単!ジューシーサラダチキン(鶏ハム)
高たんぱく低カロリーで注目されるサラダチキン(鶏ハム)。
家庭でもお鍋や電子レンジ、炊飯器などでも作れると話題ですが、難しいのが温度管理。
中心まで火が入っていないと食中毒の危険があるし、かといって火を通しすぎるとパサパサになってしまうのが、鶏むね肉の難しいところです。
最近ヨーグルトメーカーを購入したのですが、これでサラダチキンを作るとしっかり加熱しながらもしっとりジューシーに仕上がるので重宝しています。
温度と時間を設定したらあとはおまかせ!
加熱時間の2時間を除くと必要な時間は10~15分程度です。
冷蔵庫で2~3日は日持ちしますが、薄めの味付けですのであまり長く保存するのはおすすめできません。
特に夏場は早めに食べ切るようにしてください。
今回は私が使っているアイリスオーヤマのヨーグルトメーカーで作るサラダチキンを、短い動画を交えてご紹介します。
【動画1 下ごしらえ 1:00】
【動画2 ヨーグルトメーカーにセット 0:27】
【動画3 出来上がり♪ 0:28】
使用しているのはアイリスオーヤマ ヨーグルトメーカーIYM-013。
メニューボタンや付属品も充実していておすすめです。
ヨーグルトメーカーでどうやって作るの?
出典:アイリスオーヤマ
こちらはアイリスオーヤマの公式サイトにあるレシピです。こちらを参考にして作っています。
ジップロックなどのジッパーバックを使えば簡単ですが、私はラップを2重にして作っています。
ラップなら気兼ねなく使い捨てできるので・・・!
\楽しいレシピがいろいろ^^/
サラダチキンを安全に作るために注意すること
温度設定は65℃2時間
鶏肉の中心部までしっかり加熱できていないと、食中毒の危険があります
なぜ65℃2時間なのか?については少し長くなるので記事の最後にまとめました。
ラップやジッパーバッグは耐熱温度を確認
こちらのラップの耐熱温度は180℃なのでOK
同じように見えるジッパーバッグも上は耐熱温度60℃なので×、下は100℃なのでOK
ヨーグルトメーカーでサラダチキンを作ってみよう!
材料
皮と脂は除いておきます
鶏むね肉300gに対して塩小さじ1/2 さとう小さじ1
- 鶏むね肉 正味約300g
- 塩 小さじ1/2
- 砂糖 小さじ1
- 粗びき黒こしょう たっぷり(好みで)
調味料は鶏むね肉の大きさによって調整してください。
用意するもの
- ラップまたはジップロックなど(耐熱温度に注意!)
- 熱湯(300cc程度)
作り方
【動画1 下ごしらえ 1:00】
動画ではタイム(ハーブ)も加えてみました。
鶏むね肉は余分な水気を拭き取り(臭みを残さないため)、両面にフォークでまんべんなく穴を開けておきます。こうすることで味がしみこみやすくなります。
塩、砂糖、黒こしょうを全体にすり込みます。
海苔巻きを巻くようにラップで包み込みます。さらにもう一度ラップで包みキャンディのように両端をねじります。
またはジッパーバッグに入れてできるだけ空気を抜きます。
【動画2 ヨーグルトメーカーにセット 0:27】
鶏むね肉をヨーグルトメーカーの付属容器に入れ、全体がかぶるように熱湯を注ぎフタをします。
ヨーグルトメーカーに入れて65℃2時間セットします。
【動画3 出来上がり♪ 0:28】
出来上がったらそのまま切ってもいいのですが、1時間くらい休ませた方がきれいに切れます。
しっとりジューシーなサラダチキンの出来上がりです。
後片付けは使った付属容器を普通の洗剤で洗うだけ。
熱湯を注いでいるだけですから、ほとんど汚れも付きません。
あとがき
作り方のポイントです。
鶏むね肉は新鮮なうちに使う
肉の水気は拭き取る(臭みとり)
ラップやジッパーバッグは100℃に耐えうるものを使う
設定は65℃2時間
丸い形を生かしてスライスしてこのままいただいてもいいし、手でほぐしてサラダに混ぜたり、あえ物にしたりするのもいいですね。
サラダチキンをほぐしてレタス、ミニトマトと合わせました
こんなふうに低温調理機の役割も果たしてくれるヨーグルトメーカー、わが家ではヨーグルトだけでなく、甘酒も作るようになりました。
ほかにもいろいろ試してみようと思っています。
補足:なぜ65℃2時間なの?その理由
なぜ65℃ 2時間なの?
65℃2時間という根拠がどこから来るのか調べてみたところ、厚生労働省登録検査機関のホームページに食品衛生法に基づく食肉・食肉製品の規格基準を見つけました。
こちらによると加熱食肉食品の加熱殺菌は
63℃,30分~
となっています。
家庭向けではなく、食肉加工品についての基準ですが、参考になると思います。
ヨーグルトメーカーで65℃2時間なら中心部まで63℃30分以上加熱できますね。
また『みんなの今日の料理 (NHKエデュケーショナル)』の「鶏ハム」レシピにも
肉の中心部の温度を63℃以上30分間以上保つようにする
との記載があります。
わざわざ65℃に調整する必要はありません。
熱湯に触れるのは鶏肉のの表面だけなので固くなることはありません。