大根おろしが大変と思っていたのは道具が原因かも!?使いやすいおろし器のおすすめ
大根おろしって簡単レシピですか?それともしんどいレシピですか?
かつては私にとって大根おろしはちょっと面倒でしんどい力仕事の部類だったように思います。
1年ほど前におろし器を買い替えてからはそのハードルがかなり下がりました。
おろし器こそ、道具で差が出るレシピかもしれません。
味ももちろんだけど、とくに労力という意味で・・・
特別高価なものでなくても、最近は優秀なおろし器がいろいろ出ています。
おつまみにもご飯のおかずにもなる大根おろし、気軽に野菜を一品増やすことができれば、身体にもお財布にもうれしいですね。
私が今愛用しているおろし器の他、評判のよいおろし器についてご紹介します。
和田商店プロおろしV
現在私が愛用しているものです。歯はステンレスを使用。
私はいつもザクザクと粗目におろしていますが、力加減によって細かくおろすこともできます。
和田商店 プロおろし V
日本製
2,178円(税込み)
サイズは下記画像をご参照ください
実際に使って思うプロおろしVのメリット
ザクザクおろせるステンレス歯
しっかりと立ったステンレス歯なので楽におろせます。
ただし指をケガしないようにご注意を。
これを使う前はプラスチック製を使用していました。
買ってしばらくはよかったはずですが、年月とともに摩耗していたようです。
安定感のよさ
具体的には
- 手前から奥への傾斜
- 中央が高い湾曲した形
- 底の滑り止め
これで滑りを気にせずおろせます。
水切り付き
大根おろしをよく作る方には水切り付きのおろし器はおすすめです。
ほどほどに水分が切れるので、あとは器に盛りつけるだけ。
実際に使って思うプロおろしVのデメリット
収納スペースが必要
おろし器としては大きい方かもしれません。
今までより収納スペースは必要になりました。
実際に使用しているものを計(量)ってみました
食洗器はNG
おろし器を食洗器にかけたいと思ったことはありませんが、一応調べてみました。
製品の裏には『耐熱温度90度(滑り止め部分は80度)』とあるので、食洗器は無理ですね。
プロおろしVに限らずおそらく他のおろし器も、食洗器は使えないものが多いのではないのでしょうか?
プロおろしV使ってみた感想
私の力の入れすぎかもしれませんが、ふんわりしっとりというよりはザクザク粗目な印象です。
つい手早く仕上げたいので力が入るのですよね。ゆっくり力を抜いておろせばもっとふんわりおろせます。
あと一品欲しい時にも苦にせず使えるので気に入っています。
貝印おろし専科
出典:貝印
材質 スチロール樹脂(耐熱温度80℃)
サイズ詳細 本体サイズ:208×105×68mm 200g
生産国 日本
価格 1,320円(税込み)
こちらはスチロール樹脂製。
きめ細かい、ふんわりした大根おろしが作れるそう。『マツコの知らない世界』でも評価が高かったそうです。
残念ながら私は視聴できなかったのですが。
出典:貝印
貝印は包丁やハサミ、爪切りなどで定評のある老舗メーカーですから、安心して使えそうです。
江戸幸銅おろし金五番(勅使川原製作所)
出典:楽天
材質 本体/銅 表面/錫溶着手引き
大きさ 210mm×125mm
重さ 320g
生産 日本製
価格 9,900円(税抜き)
銅器職人の勅使川原(てしがわら)さんが、昔ながらの製法で一つひとつ手造りする銅製おろし金。
不規則に並んだ目が楽におろせる秘訣だそうです。
そしてこの刃の高さ。
出典:楽天
手作業ならではのこの高さと鋭さで、繊維に水分がほど良く残ったきめ細かな美味しい大根おろしができるんだとか。
裏面は細かい刃になっていて、しょうがやワサビなどに使えます。
出典:楽天
銅製おろし金は、東京では唯一、勅使川原さんだけが造り続けているそうです。
こういうのを一生モノってっていうんでしょうね。
ちょっと憧れます。
もっと気軽に大根おろしをつくるために
大根は縦1/4にカットしておろす
当然と言えば当然ですが、大きな大根を輪切りにしたままの面を押し当てても力が余計に要るわけです。
細長く1/4に縦割りにするとかなり楽になります。
とはいえ、残り4/3の使い道やら保存法やらが気になりモヤるのが主婦(主夫)というもの。
1/4が難しければ1/2にするだけでもかなり違います。
指をケガしないようにご注意
私はついついケチになってギリギリまでおろしたくなるのですが、指もいっしょにおろさないようにご注意ください。
ちっちゃくなった大根はお味噌汁などに。またはそのままパクリとどうぞ。
指先の保護のためにも、こんなのもあります。
大根おろし器のおすすめ│まとめ
まだまだいろんなおろし器がありますが、自分が気に入って使っているものを始め、気になったものをご紹介しました。
年季が入りぎてすり減ったおろし器で重労働している方(私がそうでした)、100均のおろし器を何度も壊しながら使い続けている方、
一度道具を見直してみると、大根おろしって実はこんなにラクだったんだと驚くかもしれません。
おそらく、こちらの勅使河原さんだと思いますが、たまたまおろし金の工房の様子をTVで見たことがあります。
本当に一つ一つ手作業で見事に美しい目を立てるんですよ。まさに職人技ですね。