台所の住人、なばなです。
憧れのクリステルの鍋が欲しくて、当時一人暮らしだった私が小さなサイズを1つだけ購入したのはいつだったか?
少なくとも10年以上にはなりますが、その美しさと機能性は全く衰えることはありません。これぞ一生もの。
愛用する料理家さんが多いのでも有名です。
TV番組の料理コーナーでもよく見かけるよ
私も一人暮らしのとき料理研究家の有元葉子さんの本を見て憧れて、小さいのでいい、1個だけでも欲しいー!!と思い切って1つだけ購入しました。
当時はちょっと思い切った買い物でしたが、十分すぎるほど元をとってくれて、今なお現役で活躍してくれています。
今回はそんなクリステル鍋の魅力について語ります。
クリステル鍋には主に『グラフィット』と『L エル』の2シリーズがある
- フタが手でとれる方がいい
- 多少でも軽い方がいい
- なるべく価格は押さえたい
⇒そんなあなたには『グラフィット』がおすすめ
- 最新の機能のものが欲しい
- よりコンパクトに収納したい
- 調理中に中身が見えるのがいい
⇒そんなあなたには『L エル』がおすすめ
クリステルの2大シリーズ『グラフィット』と『L エル』

出典:チェリーテラス
クリステル鍋には主に2つのシリーズがあります。
- 定番のシリーズ 鏡面加工のピカピカ『グラフィット』
- マットな艶消し加工とフタが特徴的 スタイリッシュな『L エル』
まずはクリステル鍋の2つのタイプをさらっと解説します。
定番モデルの『グラフィット』シリーズ

私が使っているのはこちらのタイプ。従来からある定番品がこちらです。1986年クリステル社創業以来のモデルで美しい鏡面加工です。
底が少し内側に入っているので、『L エル』より軽くなります。
単品購入でもフタは本体と一体になって販売されています。ハンドルは別売りです。
こちらはセット販売なのでハンドルが付きます。
私が使っているのは『グラフィット』

私が使っているのは定番の『グラフィット』の方。14cmですから、かなり小さいです。
2人分のお味噌汁やスープをつくるのにちょうどいい大きさです。

ガーリックオイル作成中
この小ささがちょうどいいのです。
さらに進化した『L エル』シリーズ

『L エル』は底のコーナーまでステンレスで覆われた、ずんどうなシルエットです(その分重くなります)。
底面積がグラフィットよりも広くなるので、IH調理器の場合は熱効率が勝ります。
熱効率がいいと、光熱費の節約につながるね!
マットな艶消し加工でスタイリッシュ。
フタがガラスで調理中も中身が見えること、省スペースで収納できるのがいいですね。
『L エル』はフタは基本的に別売りになります。ハンドルも別売りです。

出典:チェリーテラス
こちらはセット販売なのでフタとハンドルが付きます。
私が思うクリステル鍋の魅力

さつまいも 余熱利用で加熱時間も短くてすみます
クリステル鍋は弱火・余熱・無水料理が得意
熱効率の良いクリステル鍋は、煮る、焼く、揚げる、炒める、ゆでる、炊く、蒸す、オーブン料理と多彩。
サイズが小さいのでやったことはないのですが、ご飯を炊くこともできます。
わが家は主にガス火ですが、IHやオーブンなどオール熱源に対応しています(電子レンジ不可)。
オール熱源OKなら引っ越しとかで環境が変わっても使えるよ
クリステル鍋の熱効率のよさのヒミツははこの分厚い底。
- 熱を上手に伝えるアルミニウムを
- 保温性にすぐれたステンレス
で挟んだ3層構造になっています。
つまり、いいとこ取り!

3層なのは底の部分のみで他はステンレス1層なので、さほど重くもありません。
この3層部分がちょっと内側に入っているのが、『グラフィット』の特徴でもあります。
5分の加熱で煮物も完成

白だしで作る高野豆腐煮
あと一品の高野豆腐。
最近お気に入りの「白だし」を既定の分量の水で薄めてひと煮立ちしたところに、一口高野豆腐をポイポイ(しいたけも入れました)。
本来なら「10~15分煮る」というところを、4~5分煮てフタをしてそのまま放置すれば、余熱でできあがり。煮汁も少なくてすみます。
少しの油で卵もきれいに焼ける

とにかく丈夫!安心の10年保証付き
クリステル鍋はフランス生まれ。ステンレス製品専業メーカーCristel社で丁寧に作られています。
鍋本体は10年保証。とにかく丈夫です。
私はいつ購入したかはっきりとは覚えていませんが、10年は使っているはず。
表面に多少の曇りはありますが、ハンドルとともに機能にまったく衰えはありません。
食洗器も使えるのがウレシイ

私が使っているのは14cmと小さいので、スペースに余裕があれば食洗器でガシャガシャ洗っています。
汚れも落ちやすく、普通にスポンジで洗っても特に困ったこともありません。
気になる黒ずみなどが付いたときは、メラミンスポンジでこすれば たいていきれいになります。
収納しても美しい

参考までにですが、『L エル』シリーズを重ねて収納するとこんなふうになります。
使って美しい。収納して美しい。ウットリ。。。
美しさと機能性を併せ持つとはまさにこのことではないでしょうか。
フタの収納は『L エル』シリーズの方が省スペースで済むね
別売りのパーツを買い足しできる。
世界的ロングセラーの商品なのでサイズ違いの鍋はもちろん、フタやハンドル、バスケットなど、必要になった段階で買い足しできます。
※『グラフィット』『L エル』それぞれ専用のパーツもあるのでご注意ください。
クリステル鍋のデメリット
お値段
デメリットといえば、やはりお値段がかなり効果なことですね。
20cm鍋1つでも2~3万円、基本的なセットでも6万円しますから・・・!
ちょっと勇気のいるお買い物です。
高いけど、これぞ「ザ・一生モノ」!!
こちらもどうぞ楽天市場で狙った商品をお得にお買い物する超基本の3ステップ
『グラフィット』の場合、数が増えるとフタの収納スペースも必要
『グラフィット』の場合は複数の鍋があるとフタの収納に場所が必要ですね。
『L エル』はそこがかなり解消されています。
鍋を複数そろえたとき、グラフィットの場合はフタの収納にそれなりのスペースが必要になりますね。
ただし、ひっくり返ると自立するというのは他の鍋にはないメリットです。
『グラフィット』の収納はこんな感じになります。

一般的な鍋に比べて重い

私の使っているクリステル『グラフィット』14cm本体のみの重さを計ると540g程度です。
フタ付きだと750g程度になります。
『グラフィット』と『L エル』の重さの比較
同じ14cm(1.0L)で比べてみると『L エル』の方が1割ちょっと重いですね。
【『グラフィット』『L エル』14cm本体の重さの比較】
『グラフィット』本体 | 540g(私物) |
『L エル』本体 | 600g(チェリーテラス公式サイト) |
【動画あり】クリステル鍋のハンドルについて

ハンドルの裏面はこんな感じ
買い替えなしに10年以上使い続けています。
今販売されているハンドルは私が使っている旧式のタイプよりボリュームがあるので、安定感や装着の手ごたえは増しているのではないかと思っています。

出典:チェリーテラス
ハンドルもグリップも色がオシャレ♪
どれにするか迷う~
私が使っているのは14cmのちいさな鍋なのでまったく不便はありませんが、大きなサイズになるとハンドルだけでは頼りなく感じるかもしれません。片方にグリップを付けて両手で持ち運びするといいと思います。
またはグリップを両側に付けて両手鍋として使うとよさそうですね。
クリステル鍋レビューのまとめ

出典:チェリーテラス
『グラフィット』と『L エル』共通の【デメリット】
お値段がかなり高価
一般的な鍋と比べて少し重い(特に『L エル』は重い)
だ・け・ど・・・・・
『グラフィット』と『L エル』共通の【メリット】
熱効率が抜群だから光熱費が節約できる
煮る、焼く、揚げる、炒める、ゆでる、炊く、蒸す、オーブン料理、マルチに使える
汚れがつきにくくて手入れがラクちん
オール熱源対応だからどんなキッチンでも活躍
安心の10年保証 実際に10年ガンガン使ってます
サイズ違いで美しく入れ子式に収納できる
ハンドルはワンタッチで取り付けできて簡単
ロングセラーだから別売りパーツを買い足しできる
『グラフィット』と『L エル』の比較

スクロールできます
グラフィット | L エル | |
---|---|---|
価格 | 安い | 高い |
重さ | 軽い | 重い |
フタ | ステンレス | 透明 |
ひっくり返すと自立する | 自立しない | |
数が増えるとかさばる | 数が増えてもコンパクト収納 |
クリステル鍋の魅力が伝わりましたでしょうか?
定番の『グラフィット』、進化した『L エル』どちらも魅力的ですね。
これからの10年もまだまだクリステルのお世話になりますよー
やっぱり決められない・・・というあなたに
・・・もし、クリステルが気になって仕方がないけど、かなり高価だしどーーしても決められない!!
という方には、こちらの【十得鍋】をご紹介します。
こちらも入れ子式省スペース収納できるステンレス多層鍋。
日本製でリーズナブルなのにかなり優秀です。

あなたの一生モノ選びのお手伝いが出来ましたら幸いです。
台所の住人なばなでした。
こちらもどうぞ楽天市場で狙った商品をお得にお買い物する超基本の3ステップ

『L エル』は実際に使ったことはないのですが、一般的な鍋に比べると『グラフィット』でも十分熱効率に優れていると感じます。