作業時間3分!?ヨーグルトメーカー×ケフィアで続けられるかんたん腸活
「ヨーグルトメーカーほしいけど、使いこなせるかな?」
「ヨーグルトメーカー持ってるけど、めんどうであんまり使ってない・・・。」
なんておっしゃるそこのあなた!もったいない!
ケフィア菌を使えば消毒も計量いらないので、食事の支度ついでに簡単に作れます。
味や食感はヨーグルトとまったく同じ。
ヨーグルトメーカーを20時間同じ場所にセットするという条件さえクリアすれば、
作業時間はたったの3分!
牛乳1リットルに対して粉末状のケフィア菌を1包を使い、一度作れば1~2週間日持ちして、コスパもばっちり。
ヨーグルトメーカーとケフィア菌(ホームメイド・ケフィア) の簡単腸活、ぜひ取り入れてみてください。
作り方
消毒不要、作業時間3分!食事の支度ついでに作れます。
材料
- 牛乳1L(1,000ml)
- ホームメイド・ケフィア(ケフィア菌)1パック(1g)
※低脂肪牛乳、無脂肪牛乳でも作れます
最近は900㏄のパックも多いのでご注意。
せっかくなら1度の手間で1,000㏄作らないともったいない。
1g×10本入り。1箱で1,000㏄のケフィアを10回作れます。
乾燥したサラサラの粉状です。たった1gで1,000㏄の牛乳を発酵させます。
用意するもの
- ヨーグルトメーカー
紙パックのまま作れるタイプを使っています。
※ 牛乳パックから出して作るには熱湯消毒が必要です
作り方
牛乳の紙パックを開け、ケフィア菌を1パック入れる
紙パックを閉じ、こぼれないようにしっかり口を押さえて、軽く上下左右に振ってケフィア菌を牛乳に混ぜる
ヨーグルトメーカーに入れ、「30℃、20時間」でセットする
「25℃、24時間」でも同じように作れました。
25~30℃、20~24時間くらいの間で好みで調整してみてください。
(なんなら夏場は常温に放置で作れます…!)
終了したら冷蔵庫に入れて冷やす
できあがったらキッチンばさみで牛乳パックの上の部分をカットして別容器に移しています。
とりあえず、牛乳パックのまま使う時はこれ、便利ですね。
少々水気があってもぴったりシールできます。
ホームメイド・ケフィアの特徴
一般的なヨーグルトが40~45℃で発酵するのに対し、
ケフィアの発酵適温は20~30℃、私たちの生活適温とほぼ同じです。
- 長期保存できる
- コンパクトで保管の場所に困らない
- 消毒も計量も不要で簡単に作れる
- できあがったケフィアの味はヨーグルトとそっくり
- ヨーグルト(種菌)を買うのとコスパは変わらない
- 売っている場所が少ない
- 作るのに20時間以上かかる
- 常温で作れるが、条件によって時間にばらつきがある
メリット
長期保存できる
2021年3月に購入したホームメイド・ケフィアの賞味期限が、2022年1月でした。
10か月もありますね。
普通のヨーグルトを種菌にすると買い置きできないから、これはうれしい!
コンパクトで保管の場所に困らない
1箱に1gのスティックが10本入っています。
箱の重さを入れてもとても軽いし、手の平に乗る大きさです。
私は冷蔵庫の卵ケースのそばに入れています。
※保存は10℃以下
消毒いらず、軽量いらずで簡単に作れる
これがいちばんスゴイところ!
普通のヨーグルト作りだと、
容器の熱湯消毒→牛乳を少量計って取り出す→取り出した分と同量のヨーグルトを入れる→消毒したかき混ぜ棒でグルグル混ぜる→ヨーグルトメーカーにセット
という工程が、
- 牛乳パックに種菌を振り入れる
- 牛乳パックを閉じてシャカシャカ振る
- ヨーグルトメーカーにセット
以上!なんですから。
熱湯消毒いらないんだ~!!
通販なら冬季はポストに届く
ホームメイド・ケフィアは1週間程度であれば常温保存(30℃以下)が可能。
11月~4月の間は常温発送です。
留守でもポストに届くのは助かります。
できあがったケフィアの味はヨーグルトとそっくり
味はヨーグルトと全く同じと言っていいと思います。
あまり酸っぱくはありませんが、ちょっと甘みが欲しいのでわが家ではハチミツを入れることが多いです。
コスパがいい
ヨーグルトの種類にもよりますが、健康効果がうたわれているヨーグルトは1個130円前後のものが多いですね。
ホームメイド・ケフィア は1回分(牛乳1L分)130円程度。
それに普通のヨーグルト作りは牛乳を100cc 減らしたところにヨーグルトの種菌を入れますが、ケフィアなら
1,000㏄の牛乳が全部ヨーグルトになるのですから、ちょっとお得かも。
デメリット
売っている場所が少ない
あまり、一般のスーパーなどではみかけません。
Amazonや楽天でも買えるので通販での購入がおすすめです。
作るのに20時間以上かかる
温度を高めに保っても20時間はかかります。
とはいっても、その間何もやることはないので、場所を決めて忘れないようにすれば大丈夫。
常温で作れるが、条件によって時間にばらつきがある
ケフィアの発酵適温は20~30℃。
発酵時間は夏でも20~24時間、冬なら暖房を止めると2~3日かかるとか(!)
日常的に作るにはこれではちょっとストレスになりそう・・・。
そこで!
時間と温度を一定に保てるヨーグルトメーカーを使うのがおすすめなのです。
明日の朝の分が足りないなーと思ったら、朝食準備の合間にシャカシャカっと作ってます
ケフィアとは?
ケフィアは健康長寿で知られるコーカサス地方の伝統食。乳酸菌と酵母がたっぷり含まれています。
見た目も味もヨーグルトと変わりません。
ヨーグルトの味に慣れている私たちにも取り入れやすいヘルシーフードです。
ケフィアはヨーグルトと同じ発酵乳の仲間
ヨーグルトの他にも世界にはいろいろな発酵乳があります。
そのうちの1つがケフィア。
- インドのダーヒ
- 蒙古のクーミス
- バルカン地方のヨーグルト
- コーカサス地方のケフィア
etc.・・・
ヨーグルトとのケフィアの違い
- ヨーグルト ⇒ 牛乳と乳酸菌だけで作る単一発酵型の発酵乳
- ケフィア ⇒ 牛乳を乳酸菌と酵母で発酵させる複合型の発酵乳
……という違いがあるそうですが、味や食感の違いは正直ありません。
ただ、ケフィアの方がヨーグルトがより、ややゆるめ(やわらかめ)に思います。
ケフィアがお店に並んでないのはなぜ?
ケフィアはヨーグルトのようにお店に並んでいませんよね。
ケフィアをそのまま容器に入れて販売するとなると、発酵によって容器の変形や破損を招く危険があるそうです。
難しいことはさておき、
- ケフィアはとっても優秀な発酵食品で
- ヨーグルトみたいに美味しく食べられるのに
- 残念ながらお店で買うことはできない
ということ。でも、
ケフィアの種菌なら手軽なお値段で手に入り
作り方もヨーグルト以上に簡単!
なら、試してみない手はないと思いませんか・・・??
ケフィア作りにおすすめのヨーグルトメーカー
わが家で使っているのはこれ、アイリスオーヤマヨーグルトメーカーIYM013。
牛乳パックのままヨーグルトが作れるタイプです。
ヨーグルトの発酵は 40~45℃ なのでケフィアには高すぎますが、アイリスオーヤのマヨーグルトメーカーは25~65℃で設定できるのでケフィアの発酵にも使えます。
終了時にアラームが鳴るし、「End」の文字が光って存在をアピールしてくるので、キッチンにいれば忘れることもありません。
ヨーグルト以外にも甘酒やサラダチキンつくりに、大助かりなのでおすすめです。
ヨーグルトメーカー×ケフィア最強説のまとめ
- ケフィアは乳酸菌と酵母で作られた発酵乳でヨーグルトの仲間
- ケフィアは世界的に知られる長寿村の伝統食
- 味はほとんどヨーグルトと同じ
- コスパもヨーグルトを種菌にするのとほぼ同じ
- ホームメイド・ケフィアなら扱いやすく、簡単に家庭でケフィアが作れる
- ケフィアは常温で作れるが、気温によって出来上がり時間にばらつきがあり、長時間かかるのが難点
- 牛乳パックごと作れるタイプのヨーグルトメーカーを使えば、かんたん作業で決まった時間にケフィアがつくれる
一度やってみるとその魅力がわかるはず。
ぜひ作ってみてくださいね